無料ブログはココログ

リンク集

« リフレ未満の緊縮バカ | トップページ | 分断主義者の負け惜しみ »

2017年1月21日 (土)

グローバリズム利権に巣食う「分断主義者」

トランプ氏がアメリカの新大統領に正式に就任した。





TVや新聞は、トランプ新大統領への批判報道一色に染まり、社会が分断されるだの、世界が内向きになるだのと大騒ぎしている。





何のことはない。



彼がTwitterで直接メッセージを発信するものだから、マスコミ連中は、“自分たちに都合よく事実を捏造できなくなる”、“自分たちが中抜きされ、エポックメーカーとしての権益を失ってしまう”と危惧し、敵意をむき出しにしているだけなのだ。





TVが映す反トランプ派のデモ隊は、路上のリムジンを破壊し、スターバックスコーヒーの店のガラスを叩き割るなど、醜い暴力行為を繰り返していたが、それを悪しざまに報道するマスコミは1社もない。



日頃は正義面して暴力に非を唱えるくせに、目の前で起きている無教養な暴徒の悪行は知らぬふりというのでは、まったく理屈に合わない。





反グローバルを主張するトランプ大統領に抗議の声を上げる者が、グローバル企業の権化たるスタバの店舗を襲撃して気勢を上げる様は矛盾の極みだ。



自分たちが何と闘うべきか、自分たちが何を守るべきかを理解せず、唯々マスコミ報道に流されてヒステリーを起こすだけの無教養人の底の浅さが覗える映像だった。





トランプ氏は、大統領就任演説でTPPからの正式な離脱とNAFTAの再交渉を表明し、野放図なグローバル化を修正する意思を示した。



また、「アメリカのモノを買う。アメリカ人を雇用する」ことが重要だと明言し、改めてアメリカ・ファーストの実践を約束した。





この先、彼が国民との約束を果たせるか否かは不明であり、過大な期待をかけるべきではないが、せめて、「国内への雇用回帰と適正な所得分配」、「ポリティカルコレクトネスの排除」、「不法移民の排除」、「中国の海外覇権抑制」の4点でしっかり実績を上げてほしいと願う。





トランプ氏は、自国への関心が薄く、寝惚けたグローバル化ごっこに熱中する先進諸国の首脳に対して、強烈な皮肉を送ったつもりだと理解している。





“可能な限り自国のモノを買い、自国民の雇用を増やす”という彼のメッセージは、非常にシンプルだが、これは、一国のリーダーが、先ず、捲るべき教科書の1ページ目に掲載されている「政治家たるものの存在意義」そのものだろう。





この原理原則に対して、“内向き、保護主義、鎖国主義”などという軽薄な批判は、何の痛痒も与えない。





反グローバリズムや過度なグローバリズムの修正を主張する論者の中に、外国から何一つ買うなと極端なことを言うバカは一人もいない。



自国の内製率を高めることで雇用や所得の安定化を図り、同時に、自国民の努力によって技術革新や付加価値向上を実現させようという至極真っ当な主張である。





トランプ氏は、演説の中で、盛んに「アメリカ・ファースト」を叫んでいたが、バカなマスコミ連中やデモ隊の中に、彼の言う『アメリカ』の意味を理解している者がどれだけいるだろうか?





『アメリカ』とは、国家とかホワイトハウスのようなぼんやりしたものを指すものではないし、ましてや、グローバル企業やマスコミ、セレブリティみたいに強欲な連中のことでもない。





それは、「アメリカ国民一人ひとり」のことに他ならない。



「アメリカとは、国民そのもの」であり、「アメリカ国民こそ、アメリカそのもの」なのだ。





そうした気概を持てばこそ自主自立の精神が育まれ、それを包含し支える公助共助の精神や制度が、より強固なものになる。





だが、こうした基本すら理解できぬ安倍氏のようなシロウト政治家の手に掛かると、「日本を取り戻す」と言いながら、日本を憑り殺す政策ばかりに熱中するようになる。



安倍ちゃんの頭の中では「日本=日本国民」になっていないから、ODAを悪用して海外へ優先的にカネをバラ撒き、卑しい中国移民を増やすような法改正に手を染めるのだ。





「グローバル化=絶対善」という妄想が先進諸国にもたらしたのは、“産業空洞化”、“雇用喪失”、“所得縮小”、“技術流出”、“知財権の侵害”、“治安の不安定化”、“日本人固有の権利権益の侵害”などのデメリットばかりで、野放図を通り越して、もはや暴力的なグローバル化と呼ぶべきだ。





マスコミの連中による“反グローバリズムは社会を分断する”というフレーズは、まったくの大嘘で、「持てる者と持たざる者」、「雇用を失った国と奪った国」とを分断した主犯こそグローバリズムそのものではないか。





欧米を中心に沸き起こりつつある反グローバリズムの潮流は、国内や国境を越えてズタズタに分断された社会を修復するための動きであり、これに異を唱える愚か者こそ「卑劣な分断主義者」だと断罪されるべきだ。

« リフレ未満の緊縮バカ | トップページ | 分断主義者の負け惜しみ »

コメント

>日頃は正義面して暴力に非を唱えるくせに、目の
>前で起きている無教養な暴徒の悪行は知らぬふり
>というのでは、まったく理屈に合わない。

「ナイフがあるから犯罪が起きる」のような暴力が悪いのではなく暴力を起こさせる要因が悪いという幼稚な理屈ですね。他国の政治家がその国の利益優先するのを文句をつける前に自国の政治家に対して自国の利益を優先しないことを批判するべきでしょう。

アメリカの大統領が、アメリカ人の利益を第一に考えるなんて、当然ですよね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1436015/69322432

この記事へのトラックバック一覧です: グローバリズム利権に巣食う「分断主義者」:

« リフレ未満の緊縮バカ | トップページ | 分断主義者の負け惜しみ »

最近のトラックバック

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31