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2017年2月14日 (火)

クレーマーに必要なのは「再教育」

『「保育園から騒音」近隣住民の請求棄却 神戸地裁』(神戸新聞NEXT 2/9)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170209-00000012-kobenext-l28
「保育園から聞こえる園児の声などによって精神的苦痛を受けているとして、神戸市東灘区の男性が自宅近くの保育園の運営法人に対し、慰謝料100万円と防音設備の設置を求めた訴訟で、神戸地裁は9日、請求を棄却した。
山口浩司裁判長は判決で「園児の声などの騒音レベルが社会生活上の限度を超えているとは認められない」と指摘。その上で「保育園の公共性をことさら重視し、受忍限度を緩やかに設定できない」と述べ、周辺への影響は、国などが定める通常の騒音規制を基準に判断すべきだとした。
判決によると、保育園の定員は約120人。男性は「保育園の騒音で家族の会話もままならず、テレビの視聴にすら支障を来している」と主張していた。(後略)」

保育園児の声にクレームをつけて裁判にまで持ち込んだ“老害クレーマー”の常軌を逸した請求が棄却された。(※男性の年齢は明記されていないが、現場近くに50年以上居住との記述から70~80歳前後と推測される)

当然の判決である。

むしろ、「保育園の公共性をことさら重視し、受忍限度を緩やかに設定できない」という裁判所の余計な一言も併せて撤回すべきだ。

保育園や幼稚園は、公共性が極めて高い保護・教育機関であり、公益機関としての優先度は医療機関並みに高いはずで、周囲だけでなく近隣住民の受忍限度は、相当緩やかに設定されていなければなるまい。

子供が掃いて捨てるほどいた団塊の世代とは違い、ただでさえ子供の数が減少し、日本という国の行く末が危ぶまれている緊急時に、国の将来を背負って立つ貴重な人材の育成現場に、理不尽なクレームをつけるとは何事か‼

いい大人、しかも、人生の機微を知り尽くした(はずの)高齢者が、子供たちの元気な声に腹を立てて裁判にまで持ち込むとは、あまりのバカさ加減に、「お前の年金支給を今すぐ停止するぞ」と恫喝したい気分だ。

以前のエントリーでも指摘したが、保育園や幼稚園、小学校の近隣住民の中で、保育施設の新設に反対したり、子供たちの声がうるさいとクレームをつけたりする大バカ者には、『顔を洗って田舎にすっこんでろっ‼』とキツく言っておきたい。

子供、とりわけ小学生未満の園児たちの年頃なら、身体を動かして元気に騒ぐのなんて、人間が呼吸をし、睡眠をとるのと同じくらい当然の行動だろう。

この老害クレーマーとて、幼き頃は外でギャーギャー叫んで遊んでいたはずだ。

だいたい、保育園や小学校がひっそり静まり返っていたら、却って不気味だと思わないのか?

筆者も、スーパーのレジで店員にクレームを付ける、電車で列に割り込もうとする、ゴミをポイ捨てする、病院の待合室で大声を出す、運転マナーが悪い等々、“民度の低い高齢者”を数多く目にしており、「近頃の年寄りは行儀が悪い。本当に日本人なのか?」と疑りたくなることがある。

少々古いが、こんな記事もある。

『「お客様は神様」じゃない 猛威振るう反社会的消費者』(日経ビジネス 2015.1.25)
http://blogs.yahoo.co.jp/abcd5963ne2/31876260.html
「(前略)今回取材した店員やコールセンター社員のほぼ全員が、言葉を濁しながら、口をそろえて指摘した理由がある。「孤独で元気過ぎる老人」が増えていることだ。
 コールセンター専門誌を発行するリックテレコムが2014年に実施した調査では、企業に電話で問い合わせをする人の35.8%は60代以上で他の世代よりも圧倒的に多い。
 もちろん、大半は正当な問い合わせだろう。が、日夜、店頭や電話で厄介な苦情に悩まされている社員たちからは「面倒なクレームを持ち込むのは圧倒的に男性高齢者、はっきり言えば団塊の世代」との声が上がる。
 「時間はあるし、一昔前のお年寄りに比べ元気。一方で会社中心主義の人生を送ってきたため、女性に比べ地域に居場所はなく孤独でもある。彼らが持て余したエネルギーを最もぶつけやすいのは企業。特に逃げ場のない顧客相談窓口は格好の“標的”になる。実際、厄介なクレームは団塊が大量退職を始めた時期から一気に増えた」(後略)」

迷惑極まりない老害クレーマーと聞いて、すぐに団塊世代という言葉が浮かんだが、企業にクレームをつける主犯格は、案の定、彼らだったようだ。

高度経済成長時代に社会人生活を送り、プライドばかり高い彼らの中には、会社で通用した常識や手法が、そのまま社会に通用すると勘違いしている。
(※この辺りは、教科書が絶対に正しいと妄信する、エセ教科書学派のバカと同じ構造)

本人たちは、消費者の権利を振りかざしていることを忘れ、単に社会的手順を踏んでいるつもりなのかもしれないが、直撃を喰らう企業側にとっては、薄汚い恫喝や業務妨害に等しい迷惑行為でしかない。

何かと時代を牽引してきた団塊世代も多くは70歳近くに達し、本来なら、人生の大先輩として私利を捨て公益に尽くす懐の深さを見せてもよい年齢だろう。

だが、現実には、痛々しいほど“ミーイズムやエゴイズムの塊”と化し、次世代の幸福を願って一歩身を引くという慎ましさがまったくない。
あたかも、高崎山(大分県)にいる子猿の口を抉じ開けエサを横取りする躾の悪い親猿の醜態を見せられるかのようだ。

文科省の資料によると、全国には65000近い空き教室があるものの、その多くは、学校の物置代わりにしか使っていないようだから、社会常識が欠落し、マナーの遵守意識が希薄な高齢者に対して、日本人として守るべき基本的な倫理を教育してはどうか。

最近の高齢者層の社会規範遵守意識の劣化を見るにつけ、冗談ではなく、本気で、再教育が必要ではないかと考えている。

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コメント

戦後、一番自分達に甘い世代でしょう。さらに、日本は儒教国家。上の者が下の者を食い物にする価値観が当たり前ですので、仕方がないことなのかもしれません。

≫千手観音さん

年嵩の者が範を垂れるのを忘れるようでは、日本も終わりですよね。

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