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2017年3月16日 (木)

嫌煙ファシズム

『飲食店の原則禁煙案、「賛成」64% 朝日新聞世論調査
』(朝日新聞デジタル 3/14)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170314-00000012-asahi-pol

「朝日新聞社による11、12日の世論調査によると、受動喫煙対策の強化策として、レストランや居酒屋などの飲食店を原則禁煙とする厚生労働省の法改正案に「賛成」は64%で、「反対」の25%を上回った。男女別では、男性の57%、女性の71%が「賛成」だった。
たばこを吸うか吸わないかを聞くと、「吸わない」は77%、「吸う」は22%。男性の67%、女性の87%が「吸わない」と回答した」

筆者自身はタバコを吸わぬ(一度も吸ったことがない)が、近年のタバコ叩きを無条件に善しとする風潮は異常だと感じている。

タバコ代は値上げの一途を辿り、喫煙スペースも減るばかりで、さぞかし、喫煙者も辛かろうと同情する。

筆者の職場のあるビルでも、狭い喫煙スペースで、人目を偲び寄り添うようにタバコを吸う者たちの姿を目にする。

先日、商用で北海道に出張し、新千歳空港から札幌経由で稚内市まで列車に揺られたが、計7時間近い乗車時間中は全面禁煙のため、筆者みたいな非喫煙者はよいが、喫煙者には溜まったものではなかろう。

「国民総タバコ狩り」状態の我が国では、喫煙人口は年々減少し、JTによると2016年の喫煙人口は約2,000万人と、2009年より600万人も減っている。
これは、いくら何でも異常な減り方だ。

タバコが嫌われる理由として、
①健康被害(肺がんなど)
②臭い
③喫煙者のマナーの悪さ(ポイ捨てなど)
などが挙げられる。

タバコの健康被害問題については、「
タバコ=肺がん」というイメージが先行する嫌いがあり、両者の因果関係者は疫学的検証ばかりで病理学的な検証が十分ではないとの指摘がある。

また、肺がん死亡者数は、喫煙率が80%を優に超えていた昭和50-60年代の3,000人弱から、喫煙率が30%程に低下した2010年には、逆に50,000人へと増えているというデータもある。

これについては、タバコを吸い続けてから病気になるまで30年程のタイムラグが生じるとの反論もあるが、肺がん死亡者数の急増を説明しきれてはいないし、30年もの長過ぎるタイムラグを設定すれば、大概の人は何らかの病気に罹っていても不思議ではない。

また、タバコの臭い問題は、分煙を徹底すればよいだけのことで、すべての飲食施設から喫煙者を追い出す「嫌煙ファシズム」を容認する理由にはなり得ない。

喫煙者のマナー問題は、喫煙者自身にも自覚の無さを反省してもらう必要があるが、ゴミのポイ捨てと同じく、公園や街中にゴミ箱や吸い殻ボックスが少な過ぎるのも良くない。

ゴミの回収コストをケチり、マナー違反者を糾弾して悦に入ることに、何の生産性があるのか?

以前のように、ゴミ箱を彼方此方に設置すれば、清掃業務が増え民間事業者の雇用増加につながり、街の美観も向上する。

筆者は、タバコは大人の嗜みとか、文化云々とまで言うつもりはないが、せめて、酒やタバコくらいの庶民の楽しみにまで度を越したキツい制限を掛けてはならぬと思っている。

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