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2017年11月27日 (月)

緊縮バカはAIと交代しろ!

『AIに仕事を奪われる「営業マン」はこんな人だ』(DIAMOND online 菊原智明/営業サポート・コンサルティング代表取締役)
http://diamond.jp/articles/-/148911

「最近、ニュースやネットで“将来なくなる職業”という内容が流れている。
 ある期間が調査したデータでは10~20年後に国内労働人口の約50%の職業について、AI(人工知能)に代替される可能性が高いという推計を発表した。(略)
 “ただ説明するだけの営業マン”は必要とされないということだ。誰それ構わずマニュアルトークを展開してくる人は、そう遠くないうちに淘汰されてしまうだろう。
 その理由は明白だ。一方的な説明ならば、それこそAIの方が適しているからだ。(略)
 “自分のノルマのために売ってくる営業マン”と“本当に必要な商品だけ薦めてくる営業マン”の、どちらの人と長く付き合っていきたいだろうか。間違いなく後者の営業マンとお付き合いしたいと思うはずだ。(略)」

AIやロボット関連の話になると、すぐに「付加価値の低い産業や職業は、間違いなくAIに取って代わられる」だの、「産業ロボットやAIの普及により、コスト高の先進国の労働者は淘汰される」だのと得意げに騙る輩がいるが、筆者はそんな与太話を聞く気にはなれない。

10~20年後にAIに職を奪われそうなのは、アナウンサーやタレント、大学教授、エコノミスト、CMプランナー、結婚相談所、競馬新聞社くらいのものだろう。

人工知能学会のHP(※これがAIらしからぬ昔風のつくりなのだが…)によると、「人工知能(AI)」とは、「一つは,人間の知能そのものをもつ機械を作ろうとする立場,もう一つは,人間が知能を使ってすることを機械にさせようとする立場です.そして,実際の研究のほとんどは後者の立場にたっています.」との説明があり、実際の研究現場で行われていることは、「情報から将来使えそうな知識を見つけること(=学習)」と「知識をもとに新しい結論を得ること(=推論)」の繰り返しだそうだ。

この「学習と推論」が最も足りないのが政治と経済学の世界であり、そこに巣食う政治家や経済学者の連中こそ、10年先と言わず、早々にAIに取って代わられるべき職業であろう。

政府の経済財政諮問会議の資料(第14回会議提出資料「財政健全化への対応について」)では、
●賃金の継続的な上昇を伴う良い物価上昇は実現の途上。物価上昇の力が弱い中、経済の好循環が縮小するリスクが依然存在。
●足元の経済成長率、持続的成長に不可欠な民需(消費・設備投資等)の伸びに力強さを欠く状況。この結果、税収増のテンポは緩やか。供給サイドの弱さは最大の課題の一つ。
●国民による社会の満足度は過去最高となっている一方、現役世代の将来不安、消費抑制の動きがみられる。
と、個人消費や設備投資の脆弱さを指摘しておきながら、
「これまで以上に「歳出改革の加速」と「サプライサイド強化」を軸に、経済・財政一体改革をより強力に推進し、2020 年度以降できるだけ早期にPB黒字化を達成すべき」
という、まことに見当違いの提言をするありさまだ。

このペーパーを作成した新浪・榊原・伊藤・高橋の“緊縮カルテット”は、20年間ものデフレ不況から得た情報や教訓を正しく分析できておらず、将来使えそうな知識を得ることも、新しい結論を推し量ることもできていない。

一言で言うと、彼らは、学習能力も推論能力もなく、足し算や引き算すら出来ぬ「無能の徒」である。

消費や投資の長期低迷、現役世代や高齢者の将来不安が一向に治まらないのは、所得不足からくる需要力の弱体化に他ならない。

人間なんて、普通はモノやサービスに対する何らかの欲求を常に抱えているはずで、それ(消費・投資)が顕在化せぬ原因は、モノを買いたくとも先立つもの(=お金)が足りないだけに決まっている。

要は、給料や年金が少な過ぎ、積極的にお金を使えないだけで、こんな簡単な道理は、そこいらにいる国民にインタビューして回れば、小学生でもたちどころに理解できるはずだ。

にもかかわらず、政権与党や諮問会議に仰々しい提言をする(自称)学識者や有識者の連中が成す「推論」は、
・歳出合理化・効率化、ワイズスペンディングを今まで以上に強化すべき
・新規国債発行をできる限り抑制すべき
・消費税率10%への引上げを断行すべき
・団塊世代が75歳に達する2022年までに社会保障改革をはじめとする歳出改革を断行すべきetc
と、歳出を削り、社会保障の質を劣化させる提案、つまり、実体経済への資金供給を邪魔する政策ばかりだ。

彼らは、デフレ不況が国民生活にもたらした甚大なる被害から何も学習していないし、学習する気もサラサラない。
よって、そこから導き出される推論はジャンク論でしかないばかりか、日本経済を更なる苦境に追いやる毒薬と言ってよい。

緊縮主義者たちは、所得不足や雇用の不安定化による需要不足を頑として認めず、国民負担増とコストカットという逆噴射政策に固執し、ますます景況を悪化させる。
国民がそれに文句を言おうものなら、たちまち逆切れし、「国の借金は1,000兆円もあるんだぞっ‼、団塊世代のお荷物ジジィが年金や医療費を喰うんだからカネなんて使えるわけないだろっ(# ゚Д゚)」と怒鳴り散らすありさまだ。

彼らのような老害に諮問会議メンバーの肩書や権威を与え、毒を吐き散らかすような真似をさせるなど以ての外だ。
ゴミやクズは早々に始末して、AIにでも情報分析と政策判断させる方がはるかにマシだろう。

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コメント

全くの正論ですね!
そこいらのタクシーの運ちゃんに聞いても
「アベノミックスなんて関係無いね。
俺の懐が暖かくなるかどうかなんですよ!」
と、おバカな経済学者よりはるかに優れた見識をお持ちです!

≫北野桜さん

>俺の懐が暖かくなるかどうかなんですよ!

これが正常な反応ですよね。
「どうせ、これ以上良くならないから」と、物分かりのいいフリするバカ者は、自分の墓穴を掘る手伝いをしているようなものです。

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