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2018年1月19日 (金)

根回しもできぬクズ、それに期待するバカ

『統一会派、わずか2日で破談=民・希双方にダメージ』(1/18 時事通信)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018011701228&g=pol
「民進、希望両党の執行部がもくろんだ統一会派構想は17日、正式合意からわずか2日後に破談となった。安全保障関連法や憲法改正といった根幹政策の違いを棚上げして進めようとしたことに対し、双方の党内で強い反発を招いたためだ。
野党勢力の結集に向けた動きは仕切り直しを余儀なくされたが、展望は開けそうになく、22日召集の通常国会を前に、両党にダメージを残した。(略)」

トップ同士の正式合意が、いとも簡単にひっくり返されるのだから、野党の結束力のなさには呆れ返るばかりだ。
まさに、制御不能の幼稚園児といったところか…

民進・希望・立民の所属議員の多くは、元々旧民主党出身にもかかわらず、土壇場のどんでん返しで醜態を晒すありさまだから、何もコメントする気になれない。

挙句の果てに、希望の党の玉木代表は、この期に及んで“分党”を提案し、再分裂の火種を撒き散らす体たらくだ。

やはり、新自由主義者と緊縮主義者の醜悪な集合体である旧民主党の連中(※自民党も同じだけど…)は、何をやらせても幼稚で大人げない。

巷にはアベノミクスを礼賛する声も多いが、その実態は「壮大なる現状維持経済」と「移民&過当競争推進による社会基盤の破壊」でしかなく、野党サイドには経済成長や富の分配、社会福祉制度の充実といった切り口で攻めるチャンスはいくらでもあった。

しかし、結果は見てのとおりで、野党の連中は、時に与党を凌駕するほどの緊縮策や不況容認とも受け取れる消極策ばかりを採り、安倍政権や与党の延命をアシストし続けてきたではないか。
彼らは真の野党ではなく、「自民党の党内野党」に過ぎない。

ネットには、「機能的財政路拡大のためには、野党議員を動かせ! 政治は結果! 野党議員こそインフルエンサーに相応しい!!と息巻いていたお坊ちゃん(※しかも、自分では何も行動せず…)もいたが、社会人として基本中の基本である「根回し」や「報連相」レベルの動きすら取れない園児たちに、いったい何を期待するつもりか??

新社会人未満のバカ議員に機能的財政論を説くなど、野良狗に英会話を教えるようなもので時間の無駄にしかなるまい。

さて、根回しや報連相不足と言えば、このニュースだろう。

『年金受給、70歳超も選択肢=高齢社会対策大綱案-政府』(1/18 時事通信)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018011700428&g=soc
「政府が中長期的な高齢者施策の指針とする「高齢社会対策大綱」の改定案で、公的年金の支給開始年齢を70歳を超えても選べる制度を盛り込んだことが17日、分かった。高齢者の就業を促すとともに、年金財政の安定につなげることが狙い。(略)
 大綱改定案は、65歳以上を一律に「高齢者」として扱うことはもはや現実的ではないと指摘。全ての人が意欲や能力に応じて活躍できる社会を目指すとした。(略)」

政府・与党の連中は、国民に何の根回しも相談もなく、年金受給開始年齢を勝手に引き上げようとしている。

一年ほど前に、日本老年医学会が高齢者の定義を65歳から75歳に変更してはと提言した際に、年金受給開始を遅らせるための世論喚起だと批判を受け、政府は火消しに走ったことがあったが、やはり、あの提言は年金受給条件改悪のための露払い役だったようだ。

政府は、受給年齢引き上げが高齢者の就業を促し、人手不足解消に役立つとの論建てだが、そんなものは年金支給をケチりたいだけで何の論拠のない詭弁にすぎない。

ワーカホリックで生涯現役を美談にしたがる日本人のことだから、70歳への引き上げにも唯々諾々と従い、せいぜい、「議員歳費と公務員の人件費を削れ」、「無駄な公共事業を止めろ」と愚痴るだけだろう。

しかし、高齢者の就業と年金受給条件の劣化は、本来、二者択一の選択に付されるべきものではない。

高齢者に働いてもらいたいなら、働き口の斡旋システムを充実させればよいだけのことで、年金受給を遅らせる言い訳にはならない。

60歳を超えても現場で働き、そこで得た収入と年金収入とを合わせた豊かな所得を原資に、より高付加価値な消費をすればよかろう。

その方が、需要不足(=消費者不足)に悩む各企業にとっても大きなメリットがあるし、使える所得が増える国民サイドにとって願ってもないことだ。

政府の改正案では、受給開始年齢を70歳まで遅らせた場合に、受給額の上乗せを図る方針とのことだが、こんな朝三暮四レベルのせこいまやかしで国民の年金不安を増幅させるのは、社会保障制度に対する将来不安を煽り、消費にブレーキを掛けるマイナス効果しか生まない。

このままでは、年金受給開始年齢は65歳→70歳→75歳へと徐々に引き上げられるだけで、朝三暮四どころか“朝三暮二”レベルの詐欺行為だ。

国民は、こうした詐欺行為が何の相談もなく、後出しじゃんけんで堂々と論じられることに対して猛烈に罵倒すべきだが、緊縮と忍耐が大好きな日本人には、何を言っても無駄なのか…

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