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2018年5月 7日 (月)

詭弁師の掌くるくるよく回り

『ハリル前監督の怒りが止まらない3つの理由』(4/29 DIAMONDonline 藤江直人/ノンフィクション・ライター)
http://diamond.jp/articles/-/168794
「ワールドカップ・ロシア大会の開幕まで2ヵ月あまりに迫った段階で、日本代表監督を電撃的に解任されたヴァイッド・ハリルホジッチ氏(65)が4月27日、東京・千代田区の日本記者クラブで記者会見に臨んだ。契約を解除された代表監督が反論を含めた思いの丈を訴えるのは、日本サッカー界でも初めてのケース。予定されていた1時間を大幅に超える、主観が散りばめられた独演会から伝わってきたのは、ハリルホジッチ氏を異例の行動に駆り立てた3つの理由と、西野朗新監督が率いる日本代表及び選手たちへ今もなお抱く深い愛情だった。(略)」

サッカーW杯ロシア大会を間近に控えた日本サッカー界を揺るがせたのは、代表監督だったハリルホジッチ氏の電撃解任のニュースだった。

W杯決定後の戦績は3勝4敗2分けとパッとせず、格上のブラジル・ベルギーには相手にもされず完敗、ライバルの韓国相手に1-4の惨敗、格下相手にもモタモタした試合ばかりを見せつけられ、サッカーファンの間では昨年末辺りから公然と解任論が沸き起こっており、今回の解任を“電撃的”と表現するのは、いささかオーバーに過ぎるだろう。

筆者はサッカー自体にあまり興味がなく、戦術や個々の選手の評価もよく解らないが、Jリーグなんかを見ても、ちょっと負けが混むたびにサポーターが監督更迭を叫び出す様を苦々しく思っている。

サッカーファンという生き物は、あたかも、辛抱がなく経営戦略も幼稚な新自由主義的発想の経営者にそっくりだ。
チームの調子が悪くなった途端に、「選手補強」と「監督交代」という彼らの十八番が飛び出す。

彼らには「育成」という発想も、「成長を見守る」という辛抱強さもなく、唯一あるのは、他所から強い選手と優れた監督をかき集めれば絶対に勝てるはず、という子供じみた欲望だけだ。

今回のハリル氏解任騒動では、数カ月前までダメ監督の烙印を押されたハリル氏に同情が集まり、彼を擁護し、サッカー協会の任命責任を問う声が高まっている。

しかし、ここ数年、サッカーファンが演じてきた掌返しの数々はあまりにも醜悪だ。

日本代表をブラジルW杯に導いたザッケローニ氏は、就任当初こそアルゼンチンや韓国を一蹴し、「華麗なるパスサッカーが日本を世界のトップレベルに引き上げる」と持て囃されたが、その末期にチームの戦績が冴えず、W杯でも惨敗を喫すると評価は一変し、「技術の拙い日本人にパスサッカーは無理」、「ポゼッションサッカーは時代遅れだ」などと批判された。

その後、私的な問題で更迭されたアギーレ氏の後任として招聘されたハリル氏が堅守速攻型の戦術を打ち出すと、日本中のサッカーファンは、「カウンターサッカーこそ日本が目指すべき道」、「堅守速攻は弱者に優位な戦術だ」と持ち上げられたが、ハリルジャパンの戦績が下降し出した途端に、「もっと国内組の選手を使え」と文句を言い始め、肝心の国内組が試合でまったく使えないことが判った途端に、「なぜ、ハリルは日本人の得意なポゼッションサッカーをさせないんだ?」、「国内組なんて使えるわけないだろっ‼ 本田・香川・岡崎を呼べ」と、またもや掌を返すありさまだ。

サポーターたちのハリル氏に対する批判のボルテージが上がり、W杯直前の親善試合で散々な結果に終わったことを受けて、サッカー協会はついにハリル解任の段を下したわけだが、倫理観ゼロのアホなサポーター連中は、「今になって監督を更迭してどうする?」、「W杯直前に新監督を据えて勝てるのか?」、「海外組を甘やかすな」と、今度はハリル氏同情論や容認論をぶち上げて、サッカー協会に怒りの矛先を向ける傍若無人ぶりを発揮している。

はっきり言って、スポーツファンの中で、彼らほど無責任でバカな人種を知らない。
こんなレベルの低い連中に応援され、勝利を強要される協会や選手が気の毒だ。

だが、掌返しの無責任主義(無節操なステージチェンジ)を得意とする卑怯者は、サッカーファンだけではなく、経済論壇界隈にも多く棲息する。

緊縮政策が不況の主因であることがバレそうになると、「国民は国の借金や社保制度の持続性を心配してカネを使えない」と大嘘を吐く緊縮派。

過去の首相交代時には一度も後任論をぶったことなどないくせに、安倍批判の声が高まると、「安倍ちゃんの代わりに誰がいるんだ。後任は誰が良いのか論じるべきだ」と慌てだすバカな安倍信者。

金政策万能主義を主張しながら、旗色が悪くなると、「俺たちは財政政策を否定していない」と詭弁を吐くリフレ派。

安倍政権を倒すには野党を応援するしかないと檄を飛ばしながら、モリ・カケ問題で野党の追及が拙すぎると八つ当たりし始める頭でっかちなお坊ちゃん。

経済学を学べ、教科書を読めと偉そうなことを言うくせに、経済学や教科書にはGDPを増やす方法が書いてないと頓珍漢な言い訳をするエセ論者(休職満喫中!)。

庶民の所得を増やせと騒ぐ割りに、最も効果的な財出を否定したがるただのバカ。

安倍批判が徒労に終わりそうだと悟るや否や、批判の矛先を、方向性を同じくする身近な論者に切り替え、「お前は隠れ自民支持者だ」、「安倍批判するフリをして実は安倍擁護している」などと超アクロバティックな論理展開で実体のない隠れ安倍信者狩りに精を出す卑怯者。

彼らの自己矛盾に満ちた態度や発想、直ぐに立場や意見をコロコロ変える節操のなさには反吐を吐きかけたい気分だ。

まぁ、こういうクズやバカの存在が、コラムを書くエネルギーになっているのも事実だが…

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