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2018年10月 5日 (金)

反原発ゴロの詐欺話

『住宅用太陽光発電の誤算、「10年で投資回収」は大ウソだった』(9/25 週刊ダイヤモンド編集部)
https://diamond.jp/articles/-/180404
「太陽光発電は日本の「主力電源」として今後も成長できるのか──。2019年は大きな節目になりそうだ。
 09年の「余剰電力買取制度」施行から10年が経過し、太陽光発電の電力を売電していた世帯の契約が19年11月から満了を迎える。これが、太陽光発電の「2019年問題」だ。(略)
政府は今夏に閣議決定した第5次エネルギー基本計画で、30年度には再エネを主力電源に成長させるとぶち上げた。現状の電源構成で再エネは15%、これを30年度には22~24%まで引き上げる。そのドライバーは、太陽光発電だ。
 しかし、再エネを急拡大させるためのFITへの血税投入は増え続けている。特に太陽光発電の急激な増加で、18年度の買い取り総額3.1兆円のうち国民負担は2.4兆円にも及ぶ見込みだ。(略)
「丸々もうけを生んでくれる。皆さん、導入の検討価値ありですよ」。11年春、日照時間が全国10位(16年政府統計)の静岡県で、こんなうたい文句が並ぶ文書が出回った。
 成功例として文書の中に登場するAさんは、地元の知人に紹介されて10年4月に太陽光パネルを自宅の屋根に設置した。(略) オール電化に自宅を改修し、掛かった費用は総額約600万円!Aさんは、「地球に優しいし、光熱費の節約になる。10年で元は取れるし、その後はもうかると言われた。これならいけると判断した」と振り返る。(略)
試算の結果は、Aさんの期待からは程遠く、10年で115万円の赤字となった(略)」

太陽光発電とか、仮想通貨とか、根拠や出所不明の流行りものには、何かと胡散臭い話が付きまとうものだ。

FITは、東日本大震災後に蔓延した“一億総原発アレルギー状態”という判断力が極度に低下した(※いまだに低下したままだが…)異様な雰囲気の中でスタートし、環境問題に対する感度の高さを自負する自意識過剰な連中を中心に、住宅用太陽光発電設備への申し込みが殺到したが、結局、インチキ業者に手玉に取られ有り金を巻き上げられただけに終わった。

余剰電力買取制度の発足後、第一回目の満了期を迎える2019年には、なんと53万件もの“犠牲者”が見込まれるそうだ。

冒頭のコラムでは、FITで一儲けを企み住宅用太陽光発電設備を設置したAさんとBさんの事例を基に、10年後の投資回収シミュレーションが例示されている。
それによると、10年後は、Aさん(買取価格48円/kWh)でトータル115万円の赤字、Bさんで(買取価格25円/kWh)で202万円の赤字という惨憺たる結果だ。

Bさんはともかく、Aさんは、産業用より遥かに高い48円/kWhもの高額買取価格にもかかわらず、10年かけてもイニシャルコストを回収できないというのは、投資モデル自体が最初から破綻していると言える。

FIT終了後に住宅用太陽光発電が取れる選択肢は「自家消費or売電」の二つしかない。

しかし、自家消費のシステムは、昼間の発電で余った電気を蓄電池等に溜めておき夜間に消費する仕組みだが、肝心の蓄電池の相場は80~160万円にもなり、一般的な家庭電気料金(年間12万円ほど)で換算すると7~14年分の追加投資負担が生じてしまう。

一方の売電だが、大手電力会社の関係者は、「買い取ってもいいけど、せいぜい2~3円/キロワット時でしょう。ただで引き取ってもいいくらい」と歯牙にも掛けぬコメントをしており、ゴミ同然の扱いなのだ。

つまり、住宅用太陽光発電というシステム自体、事の当初から採算性も出口戦略もゼロの、いいかげんな建付けの“不良建築”であり、「反原発・嫌原発」という歪み切った思想をゴリ押しするための政策なのだ。

ダイヤモンドの記事によれば、「18年度の買い取り総額3.1兆円のうち国民負担は2.4兆円にも及ぶ」そうで、これは消費税率換算で約1.2%分に相当し、その分だけ国民が重税を課されたようなものだ。

一部の反原発ゴロの汚い自尊心を満たすために、なんの関係もない国民まで負担を免れないのは著しく平等性を欠く。

現状の技術では、電気を大量に長期間貯蔵するのは不可能であり、電力の需要と供給とを一致させないと、送配電網に負荷が掛かり停電を引き起こしてしまう。

太陽発電に対しては、エネルギーベストミックスを支持する立場の論者から、天候によって発電量が大きく左右され、需供バランスの保持が非常に難しいという決定的な弱点が、これまで何度も指摘されているが、「反原発=太陽光絶対主義」に固執するバカ者どもは、この重大な欠点をいますぐ解決できるだけの具体策をまったく提起できていない。

彼らは、太陽光発電が劣勢に立たされるたびに、ありもしない原発の危険性をことさら煽り立てたり、地熱発電や風力発電をヨイショしたりして、科学的反証のできない弱みから目を反らさせようと必死だ。

だが、詭弁や言い訳を何百万回言い募ったところで、太陽光発電が足手まといの“厄介者”だという厳然たる事実は一ミクロンたりとも動かない。

反原発のゴロツキどもの意地や信仰のせいで、一般国民は年間2.4兆円もの莫大な負担を強いられているのに、彼らには、こうした事実に対する反省の色がまったく見受けられない。

消費税率が上がるとキーキー喚くくせに、電気料金が上がるのをガン無視する彼らの態度は矛盾だらけで一貫性もない。

他人の迷惑を一顧だにせず平気な顔をしていられるのは、ゴロツキどもの根性が心底「詐欺師体質」な所以だろう。

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